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選択について
アイテムは、フィーチャーツールをアクティブ化する前でも後でも選択できます。アイテムを選択するには、グラフィックウィンドウのアイテムの上にポインタを置きます。別のアイテムがその上にある場合は、アイテムをクエリーできます。アイテムが選択前ハイライトされたら、クリックします。Ctrl キーを押したままクリックすると、複数のアイテムを選択できます。Creo Parametric によって選択セット (選択したアイテムのリスト) が構築され、そこに含まれているアイテムの数が、ステータスバーにある「選択したアイテム」エリアに表示されます。たとえば 3 つのアイテムを選択すると、「選択したアイテム」エリアに「3 個を選択」(3 selected) と表示されます。「選択したアイテム」エリアをダブルクリックして、「選択したアイテム」(Selected Items) ダイアログボックスを表示できます。このボックスには、選択セットのすべてのアイテムの名前が含まれます。選択セットを表示して、選択したアイテムを除去できます。
グラフィックウィンドウでアイテムを選択すると、モデルツリーで対応するブランチが選択したアイテムまで展開され、そのノードがハイライトされます。フィルタとして「ジオメトリ」(Geometry) または「頂点」(Vertices) を選択した場合、ツリーは実際に選択したオブジェクトまたは拡張コンテキストオブジェクト (選択したアイテムのオーナーであるフィーチャーまたは部品) まで展開されます。新しい選択を行うと、その前に自動展開されたブランチは折りたたまれ、新しく選択したアイテムがモデルツリーで自動的に検索されます。
 
*注記 デフォルトでは、モデルツリーナビゲーターの で、「ツリーで自動検索」(Auto Locate in Tree) チェックボックスがオンになっています。モデルツリーナビゲーターで「ツリーで自動検索」(Auto Locate in Tree) チェックボックスをオフにした場合、右クリックしてショートカットメニューの「モデルツリーで検索」(Locate in Model Tree) を使用することで、選択したアイテムを手動で検索できます。
フィーチャーツールを使用しているときに選択する場合は、各ツールは特定の選択要件を満たさなければなりません。これらの要件はフィルタとコレクターによって制御されます。クエリーと選択を簡単にするために、Creo Parametric には選択可能なアイテムの範囲を絞り込むフィルタがあります。これらのフィルタは、ステータスバーの「フィルタ」(Filter) ボックスに置かれいてます。アイテムを選択し、フィーチャーツールを開くと、選択したアイテムが Creo Parametric によってコレクターに置かれます。
 
選択前ハイライトはデフォルトで有効になります。無効にした場合、別の選択方法を使用する必要があります。詳細については、「関連項目」のトピックを参照してください。
モデルツリーまたはレイヤーツリーでアイテムを選択すると、選択したツリーアイテムに対応するジオメトリがグラフィックウィンドウにデフォルトでハイライトされます。モデルツリーまたはレイヤーツリーで をクリックし、次に「ジオメトリをハイライト」(Highlight Geometry) をクリックすることで、ジオメトリのハイライトを無効にできます。
選択の解除
アイテムを選択するときに、選択セット、チェーン、またはサーフェスセットからアイテムの選択を解除できます。次の方法で選択を解除できます。
ツールを使用しない場合
Ctrl キーを押したまま、選択解除するアイテムを 1 つずつクリックします。(サーフェスセットの個々のアイテムなど)。
 
チェーンの端から個々のアイテムの選択を解除するには、Shift キーを押したままアイテムを 1 つずつクリックします。チェーン全体の選択を解除するには、Ctrl キーを押したままチェーンをクリックします。
「元に戻す」(Undo) をクリックしてすべての選択を解除することもできます。
*注記 .
「選択したアイテム」(Selected Items) ダイアログボックスを使用してアイテムを除去します。
グラフィックウィンドウの何もない領域をクリックして、選択セット、チェーン、またはサーフェスセットを解除します。
「選択したアイテム」領域を右クリックしてショートカットメニューの「解除」(Clear) をクリックすると、選択セット全体がクリアされます。
ツールを使用する場合
グラフィックウィンドウの「解除」(Clear) ショートカットメニューコマンドを使用して、またはコレクター内部の「除去」(Remove) または「すべて除去」(Remove All) ショートカットメニューコマンドを使用して、アクティブなコレクターの選択したアイテム、またはすべてのアイテムを解除できます。
Ctrl キーを押したまま、アイテムを 1 つずつクリックしてコレクターから消去します。たとえば、チェーンまたはサーフェスセットの個々のアイテムや、チェーン全体またはサーフェスセット全体を選択解除できます。
「選択したアイテム」領域を右クリックしてショートカットメニューの「解除」(Clear) をクリックすると、選択したアイテムが消去されます。
選択の操作
選択が終了したら、次のいずれかの操作を行って選択セットを操作できます。
ツールバーボタンをクリックしてフィーチャーツールをアクティブ化すると、グラフィックウィンドウのアイテムを直接操作したり、ダッシュボードを使用したりできます。フィーチャーツール内部のすべての選択が、そのツールの要件によって制御されることに注意してください。たとえば、1 次コレクターの要件を満たすためにはアイテムを 1 つだけ選択する必要がありますが、別のコレクターの要件を満たすためには複数のアイテムを選択する必要があります。
右クリックし、ショートカットメニューコマンドを使用して、選択セットを操作します。
メニューバーのメニューを使用して選択セットを操作します。
 
*注記 フィーチャーツールをキャンセルすると、そのツールを開く直前に使用していた選択セットが Creo Parametric によって回復されます。この結果、選択セットを再び作成する必要はなく、その選択セットでモデリング操作を実行できます。