質量特性を解析するには

1. 「解析」(Analysis) >

「質量特性」(Mass Properties) の順にクリックします。「質量特性」(Mass Properties) ダイアログボックスが開きます。「簡易」(Quick) がデフォルトの解析タイプです。

◦ 「ソリッドジオメトリ」(Solid Geometry) - クリックしてモデルの質量特性を計算します。

◦ 「キルト」(Quilt) - クリックして閉状キルトを選択し、その質量特性を計算します。

3. 「座標系」(CSYS) コレクター内をクリックし (デフォルトでアクティブになっていない場合)、参照座標系を選択します。選択した座標系の名前がコレクターに表示されます。「デフォルト使用」(Use Default) チェックボックスをオンにして、デフォルトの座標系を選択して使用できます。

結果は、解析結果を表示する「質量特性」(Mass Properties) ダイアログボックスの最下部に表示されます。

をクリックすることで、情報ウィンドウに解析レポートを表示できます。

注記コレクターの内容を消去するには、コレクター内で右クリックし、ショートカットメニューの「除去」(Remove) を選択します。コレクターで新しい座標系を続けて選択して、新しい解析を作成できます。

4. 「OK」をクリックして解析を実行するか、「キャンセル」(Cancel) をクリックして解析をキャンセルします。あるいは、「繰り返し」(Repeat) をクリックして新しい解析を開始します。

5. オプションとして、解析フィーチャーを保存または作成するには、次の手順を実行します。

a. 「解析」(Analysis) タブをクリックします (デフォルトで選択されていない場合)。

b. 「質量特性」(Mass Properties) ダイアログボックスの下部にあるリストから、解析のタイプを選択します。

c. モデルとともに解析を保存し、モデリング中に解析を動的に更新するには「保存済み」(Saved) を選択し、アドバンスフィーチャーを作成するには「フィーチャー」(Feature) を選択します。

e. 必要に応じて、「フィーチャー」(Feature) タブをクリックして、カレント解析のフィーチャーオプションを作成または変更します。解析のフィーチャータイプを選択した場合にのみ、パラメータやデータムフィーチャーなどのフィーチャーオプションにアクセスできます。

6. オプションとして、解析をカスタマイズまたは編集するには、次の手順を実行します。

a. 「密度」(Density) ボックスに材料密度を指定するか、「密度」(Density) で最近使用した値のリストから密度の値を選択します。モデルとともに密度の値が保存されます。材料密度のデフォルトは 1 です。

注記材料ファイルがモデルにすでに適用されている場合、材料の密度を指定できません。

b. 「精度」(Accuracy) ボックスで相対精度を変更するか、精度のデフォルト値 0.000010 を使用します。「精度」(Accuracy) ボックスで、MRU リストから精度の値を選択することもできます。部品精度は質量特性精度の 1/100 以上でなければなりません。

7. 「プレビュー」(Preview) をクリックして解析を計算します。Creo Parametric グラフィックウィンドウではモデルの重心に座標系が表示されます。

注記「密度」(Density) ダイアログボックスを使用して、密度を指定できます。このダイアログボックスは、1 つ以上の構成部品の密度が 0 である場合、アセンブリでのみ表示されます。モデルに密度 1 を割り当てるには、「デフォルト使用」(Use defaults) チェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにしない場合、密度を別の値に更新できます。