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マップキーの実行
マップキーの実行には、次の 3 つの重要な規則が適用されます。
マップされたキーを押したときに、最初のコマンドがスクリーン上にない場合は、以降のすべてのコマンドが順に確認されます。コマンドがあれば、最初に見つかったコマンドからマップキーを実行します。
したがって、可能なら、コマンドシーケンスの構築をトップレベルメニューから始めてください。
 
*注記 マップキーで指定されたコマンドがその時点でメニューにない場合は、マップキーを実行できないことがあります。
キーボードからの入力 (部品の名前など) が必要なコマンドがある場合は、マップキーは停止します。データを入力した後、システムはマップキーの実行を続行します。
マップキーコマンドがマウスによる選択を要求する場合は (グラフィックウィンドウでのスケッチ平面の選択など)、その時点でマップキーの実行が中止され、マップキーが終了されます。
このように、ジオメトリを選択する必要がない限り、選択を繰り返す長いシーケンスのためにオブジェクトに依存しないマップキーを作成することができます。
マップキーの名前の指定
コンフィギュレーションオプションでキーボードコマンドの省略語を on に設定した場合、マップキーに名前を付けるときに注意が必要です。たとえば、文字シーケンス "cc" をマッピングした場合、ユーザーが最初の "c" を押したときに Creo Parametric によってメインメニューからコマンド「ウィンドウ変更」(ChangeWindow) が選択されます。したがって、マッピングされるシーケンスは、コマンド名で使用されていない文字で始めてください。たとえば、スラッシュ、括弧、感嘆符などを使用します。
ネイティブ言語のサポート
マップキーは、ネイティブ言語バージョン (デフォルト) と英語バージョンの両方でサポートされています。マクロを英語で作成し、それをネイティブ言語に書き直さない場合、コンフィギュレーションファイルオプション native_kbd_macrosno に設定します。