インクリメンタルマップキーについて
インクリメンタルマップキーを記録するには、コンフィギュレーションオプション relation_text_trail_output を yes に設定し、コンフィギュレーションオプション relation_tool_mapkey_behavior を increment に設定します。インクリメンタルマップキーの記録と実行は「リレーション」(Relations) ダイアログボックスでのみ行えます。
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注記 注記: コンフィギュレーションオプション relation_text_trail_output を no に設定している場合、コンフィギュレーションオプション relation_tool_mapkey_behavior を increment に設定していても、インクリメンタルマップキーは記録できません。ただし、コンフィギュレーションオプション relation_text_trail_output が yes に設定されているときに記録されたマップキーは、実行時にこのオプションがどのように設定されているかにかかわらず実行できます。
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インクリメンタルマップキーは、「リレーション」(Relations) ダイアログボックスでの挿入点を記録します。インクリメンタルマップキーは、挿入点に新たに追加されたテキストまたは挿入点で実行された操作のみを記録します。記録されたマップキーを実行すると、記録されている挿入点から記録されている操作が実行されます。テキスト領域内のカレントテキストセットにテキストが部分的に追加されるか除去されます。インクリメンタルマップキーでは、定義されていなければ、既存のテキストセットやリレーションセットの削除や置換は行われません。
インクリメンタルマップキーを使用して、以下の操作を行えます。
• 必要な挿入点でマップキーを再び実行することで、「リレーション」(Relations) ダイアログボックスにテキストやリレーションセットを追加する。複数のテキスト行を同時に追加できます。
• テキストを新しいテキストに置換する。テキストを選択してマップキーを再度実行することで、既存のテキストセット内の選択したテキストを新しいテキストに置換できます。
• 「リレーション」(Relations) ダイアログボックスでリレーションセットから特定のテキストを削除する。マップキーに記録されているカレントのカーソル位置の前または後ろにある複数の文字を削除できます。