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環境変数の設定について
「Creo Parametric オプション」(Creo Parametric Options) ダイアログボックスの「環境」(Environment) タブを使用して、Creo Parametric の各種環境オプションを設定できます (「ファイル」(File) > 「オプション」(Options))。「環境」(Environment) タブで変更を行うと、その変更はカレントセッションだけで有効になります。Creo Parametric を開始するとき、コンフィギュレーションファイルがあれば、それによって環境設定が定義されます。コンフィギュレーションファイルがない場合は、システムコンフィギュレーションデフォルトによって定義されます。
次のデフォルトの操作を設定できます。
コマンド
操作
「プロンプトとメッセージ出力時にベルをオン」(Sound bell for prompts and messages)
各プロンプトやシステムメッセージの後でベル (ビープ) を鳴らします。
「モデルとともに表示を保存」(Save display with model)
最新の画面表示でオブジェクトを保存します。グラフィックを再度計算する必要がないため、新しいセッションでオブジェクトを短時間で読み込むことができます。
「情報操作中に作成されたモデルデータムに追加」(Add to the model datums that are created during information operations)
各種操作の情報を表示中に動的に作成されたデータム平面、データム点、データム軸、座標系の表示を制御します。このチェックボックスをオンにした場合、データムが追加され、モデルとともに保存されます。このチェックボックスをオフにした場合、情報ウィンドウを閉じるとデータムは消去されます。
「抑制されたダイアログボックス」(Suppressed dialog boxes)
以前に抑制したダイアログボックスの表示をレジュームします。
「マップキーを定義、実行、管理」(Define, run, and manage mapkeys)
「マップキー設定」(Mapkeys Settings) をクリックして「マップキー」(Mapkeys) ダイアログボックスを開き、次の操作を実行できます。
新規マップキーの定義
既存マップキーの表示、修正、削除
リストから選択されたマップキーの実行
マップキーのコンフィギュレーションファイルへの保存
「インスタンス保存時にインスタンスアクセラレータファイルを作成」(Create instance accelerator files upon instance storage)
ソリッド部品のファミリーテーブルとともにインスタンスを保存する方法を指定します。「ファイルを作成」(Create files) を使用し、リストからオプションを選択することで、インスタンスを保存するときのシステムの挙動を設定します。
saved objects - 次の場合にインスタンスアクセラレータファイルを保存します。
以下のいずれかの方法でインスタンスが修正されている。
フィーチャーの再定義
フィーチャーのルート変更
参照の置換
フィーチャーの順序変更
構成部品の置換
オブジェクトの統合
インスタンスの検証ステータスが「失敗」(Failed) に設定されていない。
インスタンスの検証ステータスが「未検証」(Unverified) に設定されている。この場合、アクセラレータファイルを作成すると、そのアクセラレータファイルは未検証のインスタンスに作成されたことを通知するメッセージが Creo Parametric によって表示されます。
none - インスタンスアクセラレータファイルを保存しません。
explicit - インスタンスを明示的に保存する場合にのみ、インスタンスアクセラレータファイルを保存します。
always - インスタンスを明示的に保存するか、上位レベルのオブジェクトを通して保存するかにかかわらず、インスタンスアクセラレータファイルを必ず保存します。
「配分計算」(Distributed Computing)
「配分計算」(Distributed Computing) をクリックして「配分計算ホスト選択」(Distributed Computing Host Selection) ダイアログボックスを開くと、分散計算に使用するホストマシンを、システム管理者が設定するマスターリストから選択することによって指定できます。