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サーフェスの解析について
カーブおよびサーフェス解析がサーフェスモデリングに使用されます。カーブ解析の後に、サーフェスの品質をチェックするサーフェス解析が実行されます。その隣接サーフェスと共有している接続に加えて、サーフェスの品質も高くなければなりません。この解析では、サーフェスを指定の厚み値だけオフセットできるかどうかも確認します。
サーフェス解析は繰り返しのプロセスです。形状を変更または最終化した後に、厚み付けと生産に対するサーフェスモデルの適合性を確認できます。サーフェスプロパティの解析は、部品モードとアセンブリモードの両方で実行できます。
サーフェス解析を実行するには、「解析」(Analysis) タブの次のいずれかのオプションを使用します。
「稜角」(Dihedral Angle) - エッジを共有する 2 つのサーフェスの法線間の角度を表示します。これは、隣接サーフェスを評価しているときに有効な連続性の確認方法です。
「点」(Point) - サーフェス上のデータム点または指定の点における法線曲率ベクトルを評価します。カーブまたはエッジ上の選択した点における曲率、法線、接線、稜角エッジ点、および選択した点における半径を解析し、報告します。座標系も指定できます。
「半径」(Radius) - サーフェスの最小半径を表示します。数学的には、半径は 1/曲率に等しくなります。
「曲率」(Curvature) - サーフェスの曲率を評価し、表示します。数学的には、曲率は 1/半径に等しくなります。
「オフセット」(Offset) - 選択したサーフェスセットのオフセットを表示します。
「偏差」(Deviation) - サーフェスまたはデータム平面から、偏差を測定するデータム点、カーブ、またはデータム点配列までの偏差を表示します。
「断面」(Sections) - 特に共有境界を横切るサーフェスの連続性を評価します。
「シェード曲率」(Shaded Curvature) - サーフェスのすべての点における最小および最大垂直曲率を評価し、表示します。曲率を表す範囲内のカラー値が指定されます。スペクトルの赤色および青色の端に近い値は、それぞれ最大および最小曲率を示します。
「ドラフト」(Draft) - 部品設計を解析し、部品をモールドで使用するためにドラフトが必要かどうかを測定します。ドラフトのカラープロットを表示します。
「スロープ」(Slope) - 部品上の参照平面、座標系、カーブ、エッジ、またはデータム軸に対するサーフェスのスロープをカラー表示します。
「反射」(Reflection) - 指定の方向から表示したときの、サーフェス上の線形ライトからの反射を示すカーブを表示します。反射解析は常にシェード解析です。反射の変化を表示するには、モデルをスピンして表示の動的な変化を観察します。
「シャドウ」(Shadow) - データム平面、座標系、カーブ、エッジ、または軸を参照して、サーフェスまたは別のサーフェス上のモデルによって作成されるシャドウ領域のカラープロットを表示します。