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自動レイヤー指定の使用
プリファレンスオプション ecad_comp_layer_mapyes に設定されているとき、インポートルーチンは各構成部品名に対して新しいレイヤーを作成し、該当するレイヤーに新規作成された参照指定子を配置します。
ecad_hint.map ファイルを参照している場合は、レイヤーの作成および部品とレイヤーの割り当てを指示するためにファイルに行を追加できます。
新しいレイヤーは構成部品名にちなんだ名前、または .map ファイル参照用にマッピングされた名前が付けられます。名前のフォーマットは ECAD_<comp name or mapped name> です。
ecad_hint.map が存在しない場合、インポートされた構成部品タイプごとに個別のレイヤーが自動的に作成され、そのレイヤーに構成部品が配置されます。同一名の構成部品は同一レイヤーに配置されます。
自動レイヤー指定の例
*.emn ファイルに含まれる配置レコード
PLACEMENT
CC1206-1 151K41000S C1
1200.00000 1550.00000 90.00000 TOP PLACED
CC1206-2 151K31001S C2
1200.00000 550.00000 90.00000 TOP PLACED
CC1206 151K41000S CC1
1900.00000 1000.00000 90.00000 BOTTOM PLACED
RC1206 161F21050S RR1
1200.00000 1000.00000 270.00000 BOTTOM PLACED
SO14 104F50074S U1
1400.00000 1400.00000 0.00000 TOP PLACED
SO14 104C50000S U21400.00000 400.00000 0.00000 TOP PLACED
SO14 104C50004S UU11700.00000 900.00000 0.00000 BOTTOM PLACED
.END_PLACEMENT
上記の配置レコードに対して作成されるレイヤーコンフィギュレーション
レイヤー名
このレイヤー上の構成部品
ECAD_CC1206-1
CC1206-1
ECAD_CC1206-2
CC1206-2
ECAD_CC1206
CC1206
ECAD_RC1206R
C1206
ECAD_SO14
SO14 (u1, u2, uu1)
ecad_hint.map ファイルの使用
ecad_hint.map ファイルを使用すると、オーバーライドマッピング (自動マッピングにオーバーライド) を指定して、新しい ECAD_<mapped name> レイヤーを作成できます。その構成部品はそのレイヤーに配置されます。
map_objects_by_name->
ECAD_NAME "eesmb"
ECAD_ALT_NAME "DM7442N"
ECAD_TYPE ""
MCAD_NAME "EESMB_DM7442N"
MCAD_TYPE "part"
MCAD_LAYER "<ANY>"
END