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基板外形上の穴の選択的インポートについて
「ECAD 入力 - 基板」(ECAD Input - Board) ダイアログボックスの「穴の処理」(Hole handling) オプションを使用することで、基板ジオメトリをインポートする際に、カテゴリに基づいて特定の穴をインポートから除外できます。
穴のカテゴリには次のものがあります。
タイプ - 基板外形との関係または用途に基づいた穴。PINVIAMTGTOOL、ユーザー定義の穴などがあります。
関連部品 - 関連部品の構成部品に基づいた穴。基板は関連部品です。
穴のタイプと関連部品 - 穴タイプ PINVIAMTGTOOLOther とそれに関連する部品または構成部品。たとえば、PIN_BOARD はタイプが PIN、関連部品が基板である穴です。
直径 - 直径によってグループ化された穴。
選択したカテゴリの穴を次のフィーチャーとしてインポートできます。
穴フィーチャー - 個別の標準穴。
軽量穴 - 標準穴をグラフィック表示したもの。
 
*注記 軽量穴は基板の底面にのみ表示されます。
カットフィーチャー - 特定のカテゴリの穴が、非生成断面を使用した 1 つのカットにグループ化されます。この穴のグループは全体として 1 つのカット押し出しになります。"全貫通" 深さオプションを使用して基板の上部サーフェスからカットフィーチャーが定義されます。これらのカットフィーチャーは、基板の「TOP」および「FRONT」データム平面を参照します。ECAD_OWNERECAD_PLATING_STYLEECAD_ASSOCIATED_PARTECAD_HOLE_TYPE などの穴パラメータは、カットフィーチャーのパラメータとして残ります。
基板カットアウト - 穴は外形スケッチの一部であり、新しいフィーチャーは作成されません。
穴のカテゴリを選択する代わりに、穴の直径に基づいてフィルタ規則を設定することもできます。「穴の処理」(Hole handling) のオプションのデフォルトを設定することで、穴の数が多い基板外形での優先順位に基づいた穴のインポートを最適化できます。
 
*注記 「穴の処理」(Hole handling) のオプションは、IDF バージョン 2.0 または 3.0 あるいは IDX に保存された基板外形をインポートする場合にのみ、「ECAD 入力 - ボード」(ECAD Input - Board) ダイアログボックスで設定できます。基板以外の外形ではこれらのオプションを設定できません。