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参照が欠落しているケーブル位置について
位置点の再生に失敗し、外部参照が欠落していることが失敗の原因である場合、失敗モードに切り替わります。失敗モードで問題を調べて修正することも、アセンブリの座標系に基づいて位置を指定しなおすこともできます。ケーブル位置のデータ構造には、正接と方向についての情報が保存されています。この情報は、アセンブリの座標系に基づいて位置を指定しなおすときに使用されます。
アセンブリへの読み込みに失敗したケーブル位置を、判明している最後の位置で自動的にフリーズするには、コンフィギュレーションオプション allow_freeze_failed_assy_comp および freeze_failed_cable_locationsyes に設定します。 アセンブリの構成部品または構成部品のデータム参照を削除した場合、その構成部品のすべての子の状態が再生状態に変わります。参照が欠落しているために位置の読み込みに失敗した場合、その位置はフリーズし、位置のステータスが「フリーズ」に変わります。アセンブリの座標系に基づいて位置を指定しなおすには、「オフセットに変換」(Convert to Offset) コマンドを使用します。
フリーズ位置を変換するには
1. コンフィギュレーションオプション allow_freeze_failed_assy_comp および freeze_failed_cable_locationsyes に設定されていることを確認します。
2. 「位置」(Locations) > 「オフセットに変換」(Convert to Offset) の順にクリックします。
3. 変換する 1 つまたは複数のフリーズ位置を選択します。
4. 位置の参照座標系を選択します。選択した位置が変換されます。
 
*注記 「オフセットに変換」(Convert to Offset) コマンドでは、データ構造が更新されて正接情報と方向情報が追加されている位置だけが変換されます。データ構造を持たない位置は無視され、変換されません。一部の位置が変換されなかった場合、1 つまたは複数の位置を変換できず、そのような位置を変換する方法についてはヘルプセンターを参照するよう知らせるメッセージが表示されます。