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高速隠線消去を使用した図面ビューの表示について
高速隠線消去 (HLR) 表示設定を使用すると、図面ビューの HLR 表示の生成にかかる時間を短縮できます。ただし、高速 HLR 表示設定で図面ビューを表示すると、エッジ表示の精度が低下する可能性があります。さらに、図面ビューに適用されている一部のビュー設定が表示されない場合があります。
図面ビューの高速 HLR 表示を設定するには、「ビュー」(View) > 「図面の高速隠線消去」(Fast HLR for Drawing) の順にクリックします。または、コンフィギュレーションオプション fasthlr_drawing を設定して、図面ビューの HLR 表示のデフォルトモードを指定できます。
 
*注記 モデルに多数の複雑なエッジがある場合は、自動計算による HLR の図面ビューよりも、高速 HLR による図面ビューの方が、表示に時間がかかることがあります。高速 HLR 設定によってレンダーされる図面ビューは、自動計算による HLR に比べて精度がかなり落ちる可能性があります。
*注記 たとえば、自動計算による HLR 表示の場合、「図面ビュー」(Drawing View) ダイアログボックスで図面ビュー表示設定の値「色の起源」(Colors come from)「図面」(The drawing) に設定すると、エッジはジオメトリカラーでレンダーされます。しかし、高速 HLR 表示設定では、エッジはモデルカラーでレンダーされます。
高速 HLR 表示が設定されていても、図面をプレビュー、エクスポート、印刷する際には、出力の精度を確保するためにその設定が無視されます。