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例: 2 次元断面ビュー
部品モードまたはアセンブリモードで 2 次元断面を作成および保存して図面に表示したり、2 次元断面の挿入時にこれをビューに追加したりできます。
2 次元断面を作成する場合、次の 2 つの基本的な方法があります。
1 平面上の 2 次元断面は、選択されているデータム平面または平面サーフェスに従います。
オフセット 2 次元断面では、ソリッドを通して参照平面からオフセットしたパスを描画することができます。
ビューを挿入する場合、それぞれのビュータイプで次に示すような 2 次元断面技法を使用するよう設定できます。
全体 2 次元断面と領域 2 次元断面
全体 2 次元断面は、2 次元断面領域だけでなく、2 次元断面作成時に可視になるモデルのエッジも表示します。
領域 2 次元断面は、2 次元断面だけを表示し、ジオメトリは表示しません。
全体 2 次元断面
領域 2 次元断面
平面領域断面ビューでは、詳細オプション draw_cosms_in_area_xsecyes に設定すると、カット平面にあるすべてのコスメティックスケッチとデータムカーブフィーチャーを表示できます。
全断面、片側断面、ローカル断面
全断面には、上記の 2 つの例に示されているような、全体ビューにまたがる 2 次元断面が表示されます。
片側断面には、次に示すように、選択した平面の片側のモデル部分だけが表示され、もう片方は表示されません。
ローカル断面では、部分断面を使用することで、外側サーフェスから内側 2 次元断面の一部が透けて表示されます。
全体 & ローカル断面では、次に示すように、ローカル断面が適用された全断面ビューが表示されます。
回転 2 次元断面
回転ビューは、既存のビューの 2 次元断面をカット平面の投影を中心に 90 度回転させたものです。3D モデルで作成した 2 次元断面をカット平面として使用することも、ビューを配置するときにその場で作成することもできます。2 次元断面ビューとは異なり、回転ビューにはビューの回転軸を示す線があります。
上の図: 回転ビュー
整列 2 次元断面と展開 2 次元断面
整列 2 次元断面は、軸回りに展開した領域断面ビューを表示します。一方、全整列 2 次元断面は、一般、投影、補助、全体ビューの整列 2 次元断面を表示します。
展開 2 次元断面は、一般ビューから領域 2 次元断面の平坦 (フラット) 図を表示します。一方、平展開 2 次元断面は、一般ビューから 2 次元断面の平展開図を表示します。
 
*注記 2 次元断面ビューでデータムカーブ、ねじ、コスメティックフィーチャーエンティティ、コスメティックハッチングを制御するには、詳細オプション remove_cosms_from_xsecs を使用します。
このオプションを all に設定すると、すべてのタイプの 2 次元断面ビューからデータムやコスメティックを除去できます。