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フレームの管理について
キャッシュに影響するワークスペース操作のフレームを作成するプリファレンスを設定できます。フレームはかなりのディスクスペースを占有するため、保持するフレーム数を指定することもできます。フレーム数がプリファレンスで設定した上限を超えない限り、どのようなサーバーベースのタスクでも、フレームを自動的に削除したり完全にパージしたりすることはできません。指定したフレーム数がプリファレンスで設定した上限に達すると、古いフレームが自動的に無効化されて削除され、新しいフレームのためのスペースができます。ロックされたフレームは自動的には削除されません。
 
*注記 プリファレンスで設定した上限を超えたためにフレームが自動的に無効化されて削除される場合には、警告は表示されません。このため、プリファレンスで高い上限を設定するか、保持する必要のあるフレームはロックしてください。
フレームをパージすると、パージしたフレームに関連付けられているローカルキャッシュのオブジェクトは、キャッシュ制限管理の対象となります。ロックされたフレームは削除もパージもできません。フレームの削除は、ローカルキャッシュを削除するのではなく無効化するだけですが、ワークスペースの削除は、ワークスペース内のすべてのフレームとキャッシュされたコンテンツを削除します。誤ってパージされるのを防ぐために、フレームはロックできます。ただし、ワークスペースの現在の状態に関連付けられたフレームをロックすることはできません。イベントマネージャには現在のフレームがリストされないからです。
フレームはイベントマネージャの情報に依存するため、イベントは複数の Creo セッション間で持続されます。セッションが移行してもフレームが保持され、フレーム情報はログファイルに書き込まれます。ワークスペースが Creo 以外の CAD システムに接続している場合、オフラインで作業しているかワークスペースがポータブルであれば、フレームは作成されません。