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不完全なオブジェクトについて
不完全なオブジェクトとは、メタデータが定義されているが物理データが存在しないオブジェクトです。不完全なオブジェクトは次の 2 つの場合に作成されます。
内容がない新規 CAD ドキュメント (テンプレートがない) を作成した。
オブジェクトをディスクから読み込んでワークスペースに保存したが、保存したオブジェクトにはワークスペースに保存されなかった依存オブジェクトがある。
ワークスペースでは、不完全なオブジェクトには アイコンが表示されます。
不完全なオブジェクトには次の特性があります。
アップロードできない。
チェックインできない。
不完全な依存オブジェクトを持つオブジェクトもチェックインすることはできません。
チェックインを妨げる不完全なオブジェクトがある場合の対処法
「チェックイン」(Check In) ページの「不完全なオブジェクトを自動解決」(Auto resolve incomplete objects) チェックボックスをオンにします。オブジェクトをチェックインすると、不完全なオブジェクトの名前が、Windchill PDM サーバー上の既知のオブジェクトの名前と比較されます。一致する名前が見つかった場合、不完全なオブジェクトが既存のオブジェクトに置き換わります。一致する名前が見つからなかった場合、不完全なオブジェクトは無視されます。