ニュートラル、Creo Elements/Direct、STEP、および JT ファイルフォーマットの部品モデルとアセンブリモデルの平面 2 次元断面とゾーン 2 次元断面をインポートおよびエクスポートできます。部品モデルとアセンブリモデルには、1 つまたは複数の平面 2 次元断面かゾーン 2 次元断面が含まれるか、平面 2 次元断面とゾーン 2 次元断面の両方が含まれています。

部品モデルを STEP にエクスポートした場合、モデル内のオフセット 2 次元断面がゾーンのセットに変換されます。ゾーン 2 次元断面を含む部品をエクスポートした場合、複数の 2 次元断面が作成されてモデルビューに追加されます。STEP ファイル内のゾーン 2 次元断面はそのまま Creo にインポートされます。

インポートとエクスポートの対象となる部品モデルやアセンブリモデルの 2 次元断面は組み合わせステートに関連付けられている必要があり、アノテーションを含むことができます。部品モデルやアセンブリモデルをインポートまたはエクスポートした場合、2 次元断面とともに組み合わせステートとアノテーションが転送されます。

部品モデルとアセンブリモデルのインポート/エクスポート時には、2 次元断面の次の定義とプロパティが保持されます。

平面 2 次元断面が組み合わせステートに関連付けられている場合、2 次元断面のクリップ方向は組み合わせステートのプロパティとして転送されます。2 次元断面が組み合わせステートを参照している場合、その 2 次元断面で定義されているクリップ方向の設定を変更して、向きを 180 度変更した 2 次元断面をビューに使用できます。

初回エクスポートの後で部品モデルやアセンブリモデルをインポートした場合、2 次元断面が再インポートされ、次の関連付けと設定は保持されます。

2 つの組み合わせステートが同じ平面 2 次元断面に関連付けられている場合、平面 2 次元断面のクリップ方向がそれぞれの組み合わせステートに正しく適用されます。一方の組み合わせステートではクリップ方向のデフォルト設定が使用され、もう一方の組み合わせステートでは平面 2 次元断面のクリップ方向の反転が試みられます。ただし、クリップ方向はそれぞれの組み合わせステートのプロパティとして再インポートされ、正しく適用されます。