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例: 円柱スプラインサーフェスデータフォーマット
円柱スプラインサーフェスは、不揃いの 2 立方のスプラインサーフェスです。各点に正接ベクトルがあるグリッドを通っています。グリッドが uv 空間で曲線を描いています。
円柱スプラインサーフェスを以下の図に示します。
1. 円錐サーフェス S1
2. 円柱サーフェス、S0 スプライン
データフォーマット
e1[3]
ローカル座標系の x 'ベクトル
e2[3]
ローカル座標系の y' ベクトル
e3[3]
ローカル座標系の z' ベクトル。サーフェスの回転軸に対応します。
origin[3]
ローカル座標系の基準
splsrf
スプラインサーフェスデータストラクチャ
スプラインサーフェスデータストラクチャには、以下のフィールドがあります。
u_par_arr[]
u 方向の点パラメータ。サイズは Nu。
v_par_arr[]
v 方向の点パラメータ。サイズは Nv。
point_arr[][3]
円柱座標における点の配列。サイズは Nu & Nv。配列の成分は次のとおりです。
point_arr[i][0] - 半径
point_arr[i][1] - シータ (θ)
point_arr[i][2] - Z
u_tan_arr[][3]
円柱座標における u 正接ベクトルの配列。サイズは Nu & Nv。
v_tan_arr[][3]
円柱座標における v 正接ベクトルの配列。サイズは Nu & Nv。
uvder_arr[][3]
円柱座標における混合型派生体の配列。サイズは Nu & Nv。
エンジニアリングノート
サーフェスが円柱座標 (r、θ、z) に表される場合、ローカル座標系の値 (x'、y'、z') は以下のように解釈されます。
x' = r cos (theta)
y' = r sin (theta)
z' = z
たとえば、スムーズ回転ブレンドを作成すると、円柱スプラインサーフェスを作成できます(前述の図を参照)。場合によっては、円柱スプラインサーフェスを平面、円柱、円錐などのサーフェスと置換することもできます。この図は円柱スプラインサーフェス S1 が円錐 (r1=r2、r3=r4、r1r3) で置換されたものです。これを置換できない場合 (円柱スプラインサーフェス (ra≠rb または rc≠rd) の図のサーフェス S0 の場合など)、円柱スプラインサーフェス表示のまま残してください。