インポートした図面の図面シートサイズが Creo の標準図面シートサイズと同じ場合、インポートした図面は Creo アプリケーションの標準サイズの図面シートフォーマットに配置されます。

IGES、STEP、DXF、DWG、MEDUSA、STHENO/PRO、および CGM ファイルフォーマットの図面では、その図面シートサイズが Creo の標準図面シートサイズと異なる場合は、異なるサイズの図面シートが Creo アプリケーションで自動的に作成されます。これは、インポートしたファイルフォーマットに含まれるシートサイズ情報によって決まります。インポートしたファイルに図面シートサイズ情報がない場合、インポートした図面はインポートしたファイルの外形に最も近い Creo の標準図面シートに配置されます。

可変サイズの複数の図面シートからなる DXF 図面ファイルをインポートする場合、Creo アプリケーションでは、DXF ファイルに含まれる図面シートと同じ数のシートを持つ単一図面が作成されます。図面シートの可変サイズは Creo アプリケーションでも維持されます。あるいは、各図面シートについて、オリジナルの図面シートと最もサイズの近い標準サイズの図面シートが Creo アプリケーションで作成されます。

インポートした図面を Creo のシートサイズに合わせてスケール設定するだけでなく、Creo アプリケーションでの図面フレームの上、下、左、右の各マージンを設定することもできます。インポートした図面の原点を図面フレームの原点を基準にして配置し、図面の範囲が図面フレーム内に収まるように、各マージンを適切な図面単位に合わせて設定できます。次に、Creo アプリケーションにより、定義済みの長方形エリアまたは境界ボックス内に合うように、図面データが図面シート上に配置されます。

以下のコンフィギュレーションオプションを適切な図面単位に設定して、図面シートのマージンを定義することができます。

マージンに指定した値が図面シートのサイズを超える場合、無効なマージン値は Creo アプリケーションで無視され、警告メッセージが表示されます。メッセージでは、インポートした図面を Creo の図面シートサイズに合うようにスケーリングするかどうかが尋ねられます。