指定したプロファイルや保存済みのプロファイルをカスタマイズして、インポート/エクスポートの設定やプリファレンスを含めたり、除外したり、その値を修正したりできます。同時に使用できないプロファイル設定がいくつかありますが、淡色表示の設定はユーザーが選択したり除外したりすることはできません。一部の設定が使用できるかどうかは、インポートの対象として選択したモデルのファイルフォーマットまたはエクスポート用に選択したフォーマットによります。たとえば、インポートプロファイルで「その他」(Misc) タブを使用できるのは、部品またはアセンブリモデルのフォーマットが Creo Elements/Direct、CATIA V5、IGES、STEP、VDA、STL、MEDUSA、Wavefront の場合だけです。

モデルのインポート/ファイルオープン/エクスポートを開始する前にインポート/エクスポートプロファイルを編集するには、「Creo Parametric オプション」(Creo Parametric Options) ダイアログボックスの「インポートおよびオープンプロファイル」(Import and Open Profiles) または「エクスポートプロファイル」(Export Profiles) セクションで、そのプロファイルが属するファイルフォーマットを選択する必要があります。この後、「インポートおよびオープンプロファイルを設定」(Setup Import and Open Profiles) または「エクスポートプロファイルを設定」(Setup Export Profiles) をクリックして、そのフォーマット固有のインポート/エクスポートプロファイルエディタにアクセスする必要があります。プロファイルエディタで指定したインポート/エクスポートプロファイルの設定を編集するか、「プロファイルをロード」(Load Profile) をクリックし、プロファイルディレクトリまたは別の場所から編集するプロファイルを選択できます。プロファイルエディタで「リセット」(Reset) をクリックすることで、変更をキャンセルし、インポート/エクスポートプロファイルの元の設定に戻すことができます。

セッションで、インポート/追加/アセンブリ/エクスポートタスクを開始した後で、「新規モデルインポート」(Import New Model) および「ファイル」(File) ダイアログボックスからインポートプロファイルエディタにアクセスしたり、「コピーを保存」(Save a Copy) ダイアログボックスからエクスポートプロファイルエディタにアクセスしたりできます。「新規モデルインポート」(Import New Model) および「ファイル」(File) ダイアログボックスで「詳細」(Details) をクリックすることで、インポートの対象として選択したモデルと同じフォーマットのインポートプロファイルエディタにアクセスできます。エクスポートプロファイルエディタにアクセスするには、エクスポート用のフォーマットを選択し、「コピーを保存」(Save a Copy) ダイアログボックスの「オプション」(Options) をクリックします。指定したプロファイルの設定を編集したり、インポート/エクスポートプロファイルエディタで「プロファイルをロード」(Load Profile) をクリックして、プロファイルエディタのタイトルに含まれているフォーマットと同じフォーマットの保存済みプロファイルを開いて編集したりできます。

変更が加えられたインポートプロファイルは、インポートされたフィーチャーや変換イメージモデル (TIM) を含むモデルとともに保存されます。レガシー TIM とインポートフィーチャーでは、その関連更新に Associative Topology Bus (ATB) を使用した場合、そのセッションのインポートプロファイルの設定が使用されます。モデル、TIM、またはインポートされたフィーチャーとともに保存されたインポートプロファイルは、インポートされたフィーチャーを再定義したときやそのソースファイルを再ロードしたときに、「ファイル」(File) ダイアログボックスに埋め込みプロファイルとして表示されます。