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フィーチャー作成時にモデルにスケール係数を適用する
フィーチャー作成ウィザードを使用してフィーチャーを定義する場合、すべての要素にスケール係数が自動的に適用されます。アクティブ部品に作成したフィーチャーは、ビューを定義するときに指定した図面とビューのスケール値に従ってスケールが設定されます。このようにして、図面から部品モデルに設計意図が反映されます。
フィーチャー作成時に、正投影ビューまたは補助ビューから選択したエンティティに図面スケールが適用されます。断面ビューまたは詳細ビューのエンティティを使用してフィーチャーを作成する場合、図面スケールの前にビュースケールが適用されます。
ビューの図面スケールが 2.00 である場合、そのビューにあるエンティティは実際のサイズの半分になります。スケール係数 2.00 は、そのビューからエンティティを選択したときに作成されるフィーチャーに適用されます。
図面上で選択したエンティティの長さが 2 単位で寸法値が 20 である場合、図面スケール値は 10 になります。選択したエンティティは部品内ではこのスケール係数 10 によってスケール設定されます。
計算された図面スケール値が 10.00 であり、詳細ビューのビュースケールとして 2.00 と入力した場合、フィーチャー作成時に詳細ビューで選択したエンティティに使用される実際のスケールは 5.00 となります。