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Pro/ENGINEER リリース間でのデータ変換
コラボレーション環境では、Creo Parametric の現在のバージョン以外に、Pro/ENGINEER リリース Wildfire、2001、2000i、および 2000i2 のどれでも実行できます。
Pro/ENGINEER 2001 以降のリリースでは、「開く」(Open) ダイアログボックスの標準 Neutral (*.neu) インポートタイプオプションを使用して、ニュートラル部品またはアセンブリをインポートします。標準の Associative Topology Bus (ATB) 「ステータスをチェック」(Check Status)「更新」(Update) コマンドを使用して、インポートしたニュートラル部品とアセンブリを更新します。
Pro/ENGINEER リリース 2000i または 2000i2 で作業する場合、CDRS IN フィーチャー (「フィーチャー」(Feature) > 「作成」(Create) > 「CDRS In」) を使用して、ニュートラル部品ファイルを既存の Creo Parametric 部品に CDRS IN フィーチャーとして挿入します。オリジナルの Creo Parametric 部品が変更された場合は、これらのリリースにある IN フィーチャー更新機能、「検索」(Retrieve)/「再生」(Regenerate)/「確定」(Confirm) を使用して、CDRS IN フィーチャーを更新し、変更を反映させることができます。
 
*注記 標準の Neutral (*.neu) を使用しても、Pro/ENGINEER リリース 2000i と 2000i2 で、ニュートラル部品とアセンブリを両方とも新しいモデルとして開くことができますが、結果のインポートジオメトリとアセンブリ構造は ATB 使用ではなくなります。更新できる部品ファイルは、CDRS IN フィーチャーとして挿入されたものだけです。
次のテーブルに、Pro/ENGINEER の各リリース間でのニュートラルデータ変換/ATB 機能をまとめます。
Pro/ENGINEER リリースへのインポート
インポートと追加の方法
ニュートラルインポートモデルサポート
ATB 方法
2001 またはそれ以降
「ファイル」(File) > 「開く」(Open) または「挿入」(Insert) > 「データを共有」(Shared Data) > 「ファイル使用」(From File)
Neutral (*.neu) ファイルタイプを使用
部品とアセンブリ
「ファイル」(File) > 「Associative Topology Bus」
2000i または 2000i2
「フィーチャー」(Feature) > 「作成」(Create) > 「CDRS In」
部品
「ファイル」(File) > 「開く」(Open)「再生」(Regenerate)、更新を「確定」(Confirm)
2000i または 2000i2
「ファイル」(File) > 「インポート」(Import) > 「新規モデル」(New Model) または「挿入」(Insert) > 「インポート」(Import) > 「モデルに追加」(Append to Model)
ニュートラル (*.neu) ファイルタイプを使用
部品とアセンブリ
なし。
インポートジオメトリは ATB 非対応。
カーブ、平面などのデータムジオメトリ、座標系、ソリッド、サーフェス、カラー、レイヤー、エンティティ名、およびモデルパラメータがインポートされます。オリジナル部品のデータム軸は、Creo Parametric の軸エンティティではなく、カーブエンティティとして転送されます。
Pro/ENGINEER リリース 2001 では、インポートしたアセンブリモデルは、特別な ATB アイコンではなくジェネリックファイルアイコンで表示されます。
ニュートラルファイルのエクスポートとインポートについては、Interface のヘルプを参照してください。