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CADDS 5 に転送されたケーブルデータについて
アソシエティブトポロジーバス (ATB) は、次のように、ケーブルデータをジオメトリ (中心線と終点) および補助データ (直径、ワイヤ名、ケーブル、バンドル、コネクタなど) として CADDS 5 に転送します。
ケーブリング部品と識別される適切なタグを付けたハーネス部品
ハーネス部品のワイヤ、ケーブル、バンドルコンポーネントに属する中心線エンティティ
各中心線エンティティには、固有 ID、直径、名前が付いています。中心線名は、中心線を使用した最も長いケーブリングエンティティ名と一致します。たとえば、中心線が wire1 ...wire4 の 4 本の導線を含む cable1 という名前のケーブルを表す場合、中心線名は cable1 となります。
ケーブルの直径がケーブル接続で変更することがあるので、ケーブルに属している各中心線エンティティには、直径がタグ付けされます。
ケーブルの終端を示す接続点。各接続点は、ケーブルがルートするアセンブリで接続部品の ID と名前に付随しています。
ケーブルデータが CADDS 5 ケーブルに変換されます。実行ファイル <export model name>-exec は、エクスポートされたケーブリングジオメトリを CADDS 5 で使用可能なフォーマットに変換します。厚いワイヤのみがサポートされています。CADDS 5 にエクスポートした Creo Parametric ケーブリングジオメトリは CADDS 5 環境で修正できません。
CADDS 5 でのケーブルデータ表示
ケーブルデータは、CADDS 5 アセンブリで次のように処理されます。
ATB は、CV-DORS を介してハーネス部品ごとに 1 つの部品を作成します。部品には、ケーブルセグメントを表す N スプラインのみが含まれます。
各 N スプラインの終点ごとに、コネクタへのチャンネル接続点を示す特別なエンティティが (CAMU ノードとして) 作成されます。各接続点エンティティには、接続コネクタ名がついています (COMPNAME : <string type>: <文字列タイプ>)。
各 N スプラインには、次の属性があります。
チャンネルまたはケーブル名 (COMPNAME : <string type>: <文字列タイプ>)
モデル単位の直径 (PLIST : <real type>: <実数タイプ>)